生きているうちに自分の葬式をする「生前葬」が話題

昨日(2016.5.17)の日経夕刊に『弔い自ら 元気なうちに』というタイトルの、生前葬に関する記事が掲載されていた。

生きているうちに葬儀をあげるとはどういうことなのだろうか。

記事によると「人生の最後に向けて準備する終活の一環として注目され始め、生涯を早めに振り返り、家族や仲間に感謝を伝える場として利用されている」という。

生前葬が世に知られるきっかけとなったのは、1993年に、女優の水の江滝子さん(2009年に逝去)が開催したことによる。

形式は様々で、宗教儀式を取り入れる場合もあるし、無宗教で食事会やパーティ形式とする場合もある。
「葬」の文字に抵抗がある人は、「感謝の会」や「ご縁の会」のように、違った名前とすることもできる。
要は、通常の葬儀よりは、ルールが緩く、しゃちほこばっていないということだ。

そして、生前葬は多くの友人や知り合いを呼んで盛大にやる代わりに、自身が本当に死亡した際は、家族葬にとどめたり葬儀自体をしなかったりと、簡素にするケースが多いという。

本来は葬儀というものは、死んだ本人のためのものというよりも、残された人々のためにやるものだろう。
それが、この「生前葬」という形式をとることで、より「本人のための」葬儀になってきているということだろうか。